いましめはあなたの知っているとおりである、『姦淫するな、殺すな、盗むな、偽証を立てるな、父と母とを敬え』」。
「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」など、そのほかに、どんな戒めがあっても、結局「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ」というこの言葉に帰する。
「あなたの父と母とを敬え」。これが第一の戒めであって、次の約束がそれについている、
子たる者よ。何事についても両親に従いなさい。これが主に喜ばれることである。
なぜなら、律法を行うことによっては、すべての人間は神の前に義とせられないからである。律法によっては、罪の自覚が生じるのみである。
ただ教とあかしとに求めよ。まことに彼らはこの言葉によって語るが、そこには夜明けがない。
イエスは言われた、「なぜわたしをよき者と言うのか。神ひとりのほかによい者はいない。
すると彼は言った、「それらのことはみな、小さい時から守っております」。